子育てにおいて、親が子供を抱っこをしすぎると、甘えん坊な子になり、自立が遅れるのではないか?と思ってらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
本記事では、子育てにおいて、抱っこすることで生じるメリットについて、書籍「幸せになる脳はだっこで育つ。-強いやさしい賢い子にするスキンシップの魔法-」から学んだ知識をご紹介します。
クイズ
// 答えはブログ記事、本文に記します //
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抱っこをすることで脳内で、神経伝達物質 「オキシトシン」が増える
抱っこなど、温かいスキンシップをすると脳内で、脳などで働く神経伝達物質のオキシトシンが作られて増えるそうです。
本書によると、
オキシトシンは、主に人との親密な関係を築いたり、愛情を深めたり、信頼を基礎とするあらゆる対人関係に影響する副作用のない精神安定剤のようなもの。
とのこと。
オキシトシンは、心が安らぎ、幸福感や愛情も深まり、人との絆を深めてくれるということですね。
オキシトシンの効果
- 親子の愛着関係を深める
- ストレスに強くなる
- セロトニンを活性化させる
- 記憶力がよくなり学習効果が高まる
- 体の成長を促す
クイズの答え
オキシトシンを増やす方法
1スキンシップをする、される
2人に親切にする
3優しい言葉をかける
4感情を発散させる
5ランチ会、飲み会など楽しい集まりに参加
思春期の子とのスキンシップの方法
女の子、男の子問わず、思春期の子供へのスキンシップのコツをあげるとしたら、短い時間でワンポイント型スキンシップをする。
例えば、勉強や部活で疲れきっているときに、ちょっとマッサージ。
落ち込んでいるときに「次は頑張れ」と一瞬ポンと背中や肩をたたく。
嬉しいことがあったときには「良かったね」「おめでとう」と言葉をかけながらブンブンと握手したり、背中をなでたりする。
子育て四訓
乳児しっかり肌を離すな
幼児は肌を離せ、手を離すな
少年は手を離せ、目を離すな
青年は目を離せ、心を離すな
この四訓は、子供の成長に伴う接し方のコツをいったもの。
母親と父親の役割
母親のスキンシップが子供の情緒を安定させる役割があり、それに対して父親のスキンシップは子供の社会性と関わっている。
感想
この書籍は、専門用語も出てきますが理論的な構成で論述にも知識の裏付けがあり、読者に理解しやすく書かれている印象を受けました。
オキシトシンの効果で、幸福感が増し、親子の愛着関係を深めるんですね!しかもストレスに強くなり、記憶力がよくなって、学習効果が高まり、そして体の成長を促す、、、素晴らしい好循環!たくさん抱っこしましょう!
日頃からとても不思議だなと思っていたのですが、私が仕事で疲れていても、娘を抱っこしたり、触れ合ったりしていると、疲れが取れるというか、回復する感覚があるんですよね。。。
それってこの本に書かれてる脳内物質のオキシトシンが分泌されてるってことなんでしょう。
抱っこすることによる効果は自分自身にも表れるということですね!
納得しました。
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