読書

「仕事ができる人はシンプルなマイルールを持っている」ことが分かる本

SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える

メンタリストDaiGoさん、おすすめの1冊とのことで、読んでみることに。
シンプルなルールとは、どんなものなのか?!

本の内容

本書では、シンプルなルールを活用することで、あらゆるムダと時間を削ぎ落し、成果を最大化することができると述べられています。

個人であれ、組織であれ、政府であれ、ルールはできるだけシンプルな方がうまくいく。

時間や情報が限られていても、迅速かつ正確な判断が下せること、そして大人数でも混乱なくアクションが取れることがシンプルなルールを用いる利点であるという。

シンプルなルールの4つの特徴    

  1. ルールの数が少ない
  2. 使う人に合わせてカスタマイズできる
  3. 具体的である
  4. 柔軟性がある

シンプルなルール 6つのカテゴリー   

1 境界線ルール

イエスかノーか二者択一の形をとる、もっとも基本的な意思決定ルール。

(実例)

ケース:泥棒が押し入る家を選ぶとき

ルール:「外に車が停まっている家は避ける」

※カナダでの実験調査。刑務所に服役中の重要窃盗犯への調査によると、泥棒たちは、防犯システムや身を隠せる木や塀や、玄関扉についている頑丈な鍵などには一切関心を向けていなかった。

2 優先順位ルール

特に時間や労力、資金が限られているとき、もしくは関係者の意見が合わないときに有効なルール。

(実例)

ケース:アメリカの経営難の鉄道会社が「優先順位ルール」を活用して経営を立て直した

ルール:

  1. もっとも売り上げ拡大の妨げになっているものはどれか
  2. もっともすぐに利益が出るものはどれか
  3. もっとも投資額が少なくてすむものはどれか
  4. もっとも再利用が可能なものはどれか

※このシンプルなルールは従業員にもわかりやすく、全社一丸となって、立て直しにとりかかった。ライバル鉄道会社が新品の設備投資をして、派手に経費を使っているのを横目で見ながら、実例の鉄道会社では、まっさきにアフリカの鉄道会社から安い中古列車を買い、さらに廃列車のエンジンを修理して再利用できるようにした。それから、廃墟と化した貨物ターミナルのレールを活用し、路線を修繕。他にも燃料タンクを大きくして、列車が長く運行できるように改善。結果、3年足らずで、売り上げが50%アップし、のちに、中央&南アメリカで最大の独立系物流会社に成長。

3 停止ルール

このルールはやめどきを見極め、タイミングを決めるときに使う。

(実例)

ケース:自ら作った停止ルールを破って、エベレスト登山にて、悲劇的な死を遂げた登山家

ルール:午後二時までに山頂に到達できなければ、潔く引きかえす。

酸素と体力を消耗した状態で、闇の中を下山するリスクを避けるために設定したルールだった。しかしこのケースでは、何万ドルも支払った登山参加料やトレーニングに費やした日々、そして山での不便な生活、全ては正解最高峰に立つ一瞬の至福のため、、、そんな気持ちからか、ルールを破り、山頂へは遅れること二時間が過ぎ、下山時に吹雪で身動きが取れず、帰らぬ人となってしまう。

4 ハウツー・ルール

キーワードは「どのように」、「どうしたら」。

広範囲で活用可能なルール。

(実例)

ケース:森林管理局で決められていた、山火事が制御不能になった際のルール。

ルール:

  1. できるだけ早く炎から逃げる
  2. 火の気のない場所へ向かう
  3.  向かい火(山火事の進路から草木をなくし、延焼を食いとめること)を放つ
  4.  火災の延焼を食いとめる

※1949年モンタナ州のマン渓谷で発生した山火事で、13名の若き消防士が命を落とした。まだ経験の浅い隊員たちは迫りくる劫火に対して完全にパニックに陥り、隊長の制止を聞かずに走り続け、炎に飲まれてしまう。

5 コディネーション・ルール

チームの力を引き出すルールで、キーワードは「協調」。

(実例)

ケース:ムクドリの大群が隊列を崩さずに飛び続けるルール

ルール:

  1. 隣の鳥に近づきすぎない
  2. 隣の鳥から離れすぎない
  3. 隣の鳥と動きを合わせる

※コンピューターグラフィックス研究者が、群れの動きを研究、シミュレーションするために「boid」というプログラムつくり、本物の鳥の群れと同じ動きがコンピュータ画面の中で再現できた。

 6 タイミング・ルール

キーワードは「いつ」。

ある一定のリズムを作り出す場合などにも役立つ。

(実例)

ケース:ピッツバーグ大学で行われた研究で、次のルールに従うだけで、不眠症の解消をもたらすという内容。

ルール:

  1. 毎朝同じ時間に起きる
  2. 眠くなるまでベッドに入らない
  3. 眠れないときは無理に寝ない
  4. ベッドで過ごす時間を減らす

※3分の2にあたる被験者が睡眠の質が改善されたといい、半数を超える人が不眠症の症状を感じなくなったという。ルールを活用するための具体例が満載    

中盤以降の章では、アクション前に押さえておくべき基本や、「仕事の現場」や「人生設計」に、ルールを、どのようにして活かすかが、具体例を挙げて分かり易く解説されていました。

前述の6つのカテゴリーに当てはめられたルールですが、本書では様々な実例が登場し、それぞれ実際に大いに役立てられたこと、逆にルールを守られなくて失敗を生んだことなどが全体を通して紹介されています。

人生を楽に生きるためにも、シンプルなマイルールの有効性が分かる本

まさにシンプルイズベスト!を、ロジカルに分からせてくれる内容でした。

特に、想像を容易にしてくれるような実例が満載で、とてもイメージが掴みやすかったです。

なおかつ、研究結果なども引用されているので、さらに信憑性が高い内容と感じさせてくれます。

皆さんはシンプルなマイルールを持っていますでしょうか?

私は性格的に凝り性なところがあるので、ルールを無意識に複雑に形成しがちだなと反省する機会にもなりました。

例えば、私はダイエットしようと思うと、カロリー計算を割と綿密に行ってスマホアプリに入力していきます。

そもそもカロリー計算と入力が面倒なので、余計なお菓子などを食べると、その面倒な作業をしなくてはいけないという食べるのを防ぐための作戦です。

でも、どう考えても、やっぱりカロリー管理は面倒です。

心が折れます。

一方、ダイエットについて、本書の実例で「夕食は直径25cmのお皿に乗る量だけ食べる」というシンプルなルールが紹介されていました。

これだと、実践しやすさが段違いですよね。。。

マイルールについては、以前読んだ、ひろゆき氏の書籍にも書かれていました。

内容としては、ひろゆき氏が外食の際にメニューを決めるときに、マイルールがあって、とりあえずメニューの中で一番安い料理を探して、それが自分にとって苦手だったり、イヤなものでなければ、そのメニューにするそうです。

機械的に選択することがポイントと書かれていました。

これは本書で登場するカテゴリーで分類すると「優先順位ルール」でしょうかね。

メンタリスト DaiGoさんの集中力の書籍にも出てきますが、意思決定の回数を減らすことがウィルパワーの消費を減らして、脳の疲労を軽減し、集中力を維持することに繋がります。

スティーブ・ジョブズが毎日、黒のタートルネック&ブルージーンズという同じ組み合わせの服を着ていたのも、この意思決定の回数を減らし、クリエイティブな仕事に邁進するための優先順位マイルール&工夫ということですね。

シンプルなマイルールを導入して、人生をもっと楽ちんにしていきたいところです!

関連書籍

無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21

ルールが人生を100倍ラクにする。
筆者、ひろゆき氏の根本的思考法は、ルールを決めておくこと。

情報を入手して選択することはかなりエネルギーがいる。

ルールを決めておくことで、無駄なエネルギー消費を防ぎ、人生をイージーモードに。

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