自分を自分で救う!思考の整理術でございます。

私は、ここ最近、とても不安です・・・。
今年の8月から、33歳の至って平凡な自分が、会社の社長に就任しました。
社員は家族だけなのですが、自分自身も成長しながら会社を発展・存続させ、何よりお客様へお役に立てることし・社会貢献をしていきたいと考えています。
詳細は割愛しますが、私の会社がお世話になっている印刷業界は、今後の展望としては、どう考えても縮小していく方向です。
ひらたく言うと、当社は消耗品を仕入れて、印刷会社へ販売することがメインの仕事です。
当社会社自体は4期連続で売上がアップし、一時期の非常に厳しい局面からは脱することができました。
数字的には短期的にみると、少しばかり安心できる面もあります。
しかし長期的にみて、どう考えても、自社のオリジナリティに欠け、縮小していく市場の中で会社を存続させていくことに明るい未来を見出すことができません。
もちろん、これまでお世話になってきた業界に恩返しをし続けたいですし、ずっと長くその業界にいたいです。
でも現実には会社を存続させるためには、他の業界へ進出するための準備も絶対不可欠だと思います。
先日は、他業界と横の繋がりを増やすためにグループワークのある後継者セミナーに参加してきました。
ここでは、参加者の皆さんから非常に沢山のポジティブな刺激をもらいます。
そして同時に、不甲斐ない自分と、他の経営者様や後継者様との差を痛感します。。。
その時々の自分のやるべきことはわかっているから、日々無心でやるだけなんですがね、、、。
と、そんなへこみ気味だった私の不安なメンタルを苦しみから開放してくれたのは、下の書籍のメソッドでした!
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これは、もちろん仕事以外でも、
人付き合い、恋愛、家庭環境、勉強、趣味など、様々な方面で活用できます。
私は朝、仕事を始める前に、1日のやることを整理するために使ったりもしています。
今回は前述した私の不安に関すること、そして逆に今できていることを簡単に書き出してみました。
実際に書いてみた私のメモを、恥ずかしながら載せますね。
字が達筆で申し訳ございません笑。
書き方は制限時間1分でこの内容を書きます。
A4用紙に左上にタイトル、右上に日付、タイトル下に内容を書き出します。
1分しかないので、4~6つぐらいしかかけないはずです。
(最初は2~3ぐらいしか書けないかもです。)
メモを補足すると、社長として「未熟」と書いてありますw
「成長がとまっている」と書いたのは、結構漠然だなと書いてから思いました。
正しくは、おそらく成長はしているのですが、前述のセミナーでの周囲との実力差などから自分が成長していないのではと錯覚していたのではないかと感じました。
ポジティブな面を見るために自分が「安心すべきこと」「できていること」も書いてみました。
それが次のメモです。

この2つのメモを書いてみて感じるのは、まずは書くだけである程度すっきりとすることです。
想いを吐き出すことをメモに書き出してやっているわけですね。
そして2つのメモを見比べて気付きがありました。
「安心すべきこと」メモの最後に「意識が高い状態がつづいている」と書きました。
今回の1件はまさに、これが自分に対してポジにもネガにも影響を及ぼしているんだと気づいたのです。
ポジティブな面から見ると今、自分は「意識が高い状態」なんだと。
だからセミナーに参加したり、こうして読書ブログを更新したり日々するように心がけています。
読書から学んだことを実践してみて、まさに試行錯誤の状態ではありますが、前向きな状態です。
当然、良いことも悪いことも自分が行動した分だけ、沢山起こります。
だからネガティブな面からみると、
他社や他人と自分を比較してしまったり、まだ具体的に見えない先のことにとらわれすぎてしまったりしていたんだと思いました。
今回のワークを通して、
・私は行動しているから、人との差を感じることができた!
・私は先をちゃんと考えているから、不安になっているんだ!
簡単に言うと、こんなふうに自分の気持ちをプラスに整理することができました。
私が今回救われた一連の流れを考察すると、
このメソッドを使ったことによって、自分の心理状態を俯瞰してみることができ、その上で、現状で自分のネガティブとポジティブな状態や環境と重ねてみたところ、バラバラになっていた思考や感情が繋がった感覚がありました。
メモ書き1枚で1分・今回は2枚書いたので2分です。
行動を始めて、考察も含めて気付きまでは時間にして、ほんの5分程度!
短時間で自分の思考を整理できる、ありがたいテクニックです。
もちろん、私の上記の実例の場合、
「意識が高い状態がつづいている」からいいね!ではだめです。
具体的に、自分の行動についてや、対策についても考えていかないといけないですよね。
でもメンタルが病んでいる状態だとビジネスもプライベートでも良いパフォーマンスを発揮できませんからね。
メンタルが病んだら、自分を救い出す方法の一つとして、今回のメソッドが皆さんにもお役に立てればと思いご紹介しました。
私ごとの多い記事となり恐縮です。